真っ赤に熟しているのが収穫できるコーヒーの実です。
一杯のコーヒーを淹れるには、コップ一杯分のコーヒー豆が必要です。熟した実を見つけながら、一粒一粒摘んでいきましょう。
続いて行うのが、実の皮を剥いて豆を取り出す作業です。
ブドウの中身を取り出すように指でぎゅっと豆を押し出していきます。次に豆を洗い、豆のまわりの殻を機械で取り除き、仕上げにドライヤーで殻を飛ばして乾燥させます。
これで「生豆」と呼ばれる焙煎前のコーヒー豆が完成です。
いよいよ焙煎工程です。
焙煎は大きく分けて浅煎りから深煎りまで8工程あります。
焙煎は最初に豆を爆ぜる音がしてから一気に火が入るので、焦がさないように注意しましょう。
一人ひとり手持ちの焙煎器をコンロにかざして左右に振りながら焙煎スタート。
はじめはあまり、変化しませんが、徐々にコーヒー豆が煎られた香ばしい香りが。
焙煎には20分ほどかかりますが、豆の色を確認しつつ好みの色になったタイミングで火からおろして焙煎は完了です。
手挽きのミルでコーヒー豆を挽いていきます。
焙煎仕立ての華やかな香りを楽しんだり、好みのドリップ方法でコーヒーを淹れたら、ついに一杯のコーヒーが完成です。一人ひとり色や香りも異なり、お手間と時間をかけて、コーヒーの奥深さを実をもって知ることができる、ここでしか味わえない「究極の一杯」です。
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